仙人の会(2016年度)

仙人の会

(2016.5.27更新)
■目的、設立の経緯など
1981年、日本民族学会関東支部懇談会修士論文要旨発表会において、意気投合した当時の若手研究者により結成されました。第一回目の研究会は同年の5月9日、JR四ツ谷駅近くの喫茶店ルノアール店内でおこなわれ、その後は、上智大学史学研究室、東京都立大学社会人類学研究室と中文研究室、東京大学東洋文化研究所などで開かれてきました。「仙人の会」という名称は、かつて研究会終了後に頻繁に通っていた四ッ谷駅近くの「お好み焼き仙人」の屋号を頂戴したことに由来します。当会は中国の漢族や少数民族を中心とし、東アジアや東南アジア各地における社会や文化について議論する研究会です。幹事の裁量により若干の差違はありますが、人類学だけでなく、民俗学、考古学、歴史学などの分野の研究者が集まり、脱領域な議論を展開しています。また、中華圏を対象とする各分野の研究者がネットワークを構築する場ともなっています。

■活動の内容
研究会は、夏季・冬季休暇を除き、ほぼ毎月1回例会を開催しています。発表者は博士課程の院生から教員まで幅広く選定しています。また、過去には修士課程院生や来日中の外国人研究者に発表を依頼したこともあります。例会では、特にテーマを設けていません。発表者は毎回、原則的には1人の方にお願いし、発表と質疑応答の時間をそれぞれ1時間以上とります。ただし、他研究会と共催した場合は、発表者を2〜3人にすることもあります。参加人数は最近は10名前後ですが、過去の例会には30名以上の出席者を集めたこともあります。開催場所は法政大学をはじめとする首都圏の大学で開催しています。

■連絡先
当会のウェブサイト:http://www.asahi-net.or.jp/~WC6T-OZK/index.htm  
連絡用メールアドレス:sennin.no.kai /at/ gmail.com

幹事:高山陽子(亜細亜大学) 戴寧(首都大学東京大学院)

■その他
特にありません。s