北海道歴史文化研究会(2014年度)

北海道歴史文化研究会
 

■目的・設立の経緯
北海道歴史文化研究会は、歴史・文化に関心のある北海道の若手院生・研究者を中心とした研究会です。専門にとらわれない学際的な研究交流を目的として2011年に設立されました。

■活動内容
研究会では、2ヶ月に1度、報告者による研究発表やフィールド報告を行なっています。参加者は院生が中心ですが、若手研究者や教員にも広く研究会への参加を呼びかけています。現在は北海道大学文学研究科の研究棟が主な開催場所となっています。発表テーマは、専門を問わず文化や歴史に関する幅広い領域にわたっています。研究会の報告内容や当日の様子については、本研究会の発行誌『歴文研News』で紹介しています(『歴文研News』は本研究会ウェブログhttp://rekibunken.blog.fc2.com/)でもご覧いただけます)。

■研究会のスピンオフ的な活動、及び今後の展開について考えること
2013年度

  • スピンオフ企画:専門分野をこえた広義の観測や調査の方法(「ハカリ」)を主題とした談話会「ハカリ」を新たに開始し、GIS、写真をそれぞれテーマとしてとりあげました。

2012年度

  • 北大史学会との共催研究会「宗教を統治する:民間信仰へのまなざしの変容」(12月)
  • 北海道大学環境科学院との共催シンポジウム「現代モンゴルにおける自然×ヒト×鉱山:フィールド科学の挑戦」(11月)

北海道研究会では、北海道の研究シーンをいっそう活性化するため、今後も学際的な共催研究会を積極的に行なっていく予定にしています。

■連絡先・ホームページ詳しくは下記のウェブログFacebookファンページまで 
北海道歴史文化研究会Web http://rekibunken.blog.fc2.com/
Facebook 北海道歴史文化研究会ファンページ https://www.facebook.com/rekibunken
メール rekibunken.ho [at] gmail.com

■これまでの研究会

  • 第13回
    • 井上淳生(北海道大学大学院文学研究科 博士課程)「なぜ、ステップを知らないと踊れないのか?―日本の社交ダンスにみる『ダンス規制』と身体の規格化」
  • 第12回
  • 第11回
    • 北山祥子(北海道大学大学院文学研究科 博士課程)「植民地朝鮮における国史の叙述について―植民地支配国が被支配国の建国神話をどのように扱ったのか」
  • 第10回 
  • 第9回
    • 加藤 康子(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程)「札幌都心のアートスペースの可能性:札幌市・OYOYOの事例から」
  • 北海道歴史文化研究会・北大史学会 共催研究会
    • テーマ「宗教を統治する:民間信仰へのまなざしの変容」
    • 桜間 瑛(北海道大学 大学院 文学研究科 博士後期課程)「キレメチの多様な相貌:現代ロシアにおける宗教認識について」
    • 宮内 彩希(北海道大学 大学院 文学研究科 博士後期課程)「三・一運動後植民地朝鮮における民間信仰に対する認識の変容と『迷信打破』運動」
  • 第8回
    • 阿知良 洋平(北海道大学大学院 教育学院 博士後期課程 )「平和的生存」を学び、つくる若者達:高知県『平和資料館・草の家』を事例に」
  • 第7回
    • 石川美澄(北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 博士後期課程 )「なぜ、今、ゲストハウスか:ゲストハウス増加が物語る社会的課題の所在」
  • 第6回
  • 第5回
    • 後藤 正憲 (北海道大学スラブ研究センター 助教)「複合する視線―ロシア・チュヴァシの在来信仰と正教会の相互関係」
  • 第4回
    • 田中 慎吾 (大阪大学大学院国際公共政策研究科 博士後期課程)「福竜丸事件と原子力の平和利用」

第3回

    • 片桐保昭(北海道大学大学院文学研究科専門研究員)「まちづくりのセンスオブワンダー 〜歴史を受け継ぐ 文化を創る〜」
  • 第2回
    • 三浦順子(北海道大学大学院文学研究科 博士後期課程)「アメリカ「非合法」移民問題の歴史的背景:1920−30年代テキサスの事例より」
  • 第1回
    • 滝口良(北海道大学大学院文学研究科 博士後期課程)「文化で攻撃する:社会主義モンゴルにおける文化教育」