奥州乃疾風(おくのかぜ)・東北人類学研究会

目的や設立の経緯、歴史など

東北地区の大学院生・若手研究者(教員は原則含まない)の交流と研鑽の場として、2003年に設立された。

活動の内容(研究会の頻度、規模、テーマ、参加者(院生が多いとか)、開催場所など)

2006年頃までは1〜2ヶ月に一回程度の頻度で開催されていた。毎回主に大学院生が自分の研究について発表し、その後討論を行う。開催場所は、東北大。参加者は、東北大学文学研究科と環境科学研究科の院生を主体とするが、東北大学教育学研究科、東北学院大、山形芸工大などからの参加・報告者もあり。参加人数は、毎回10〜20人程度。しかしここ数年は、大学院生数の減少により、開催頻度・参加者数とも極端に低くなっている。年間の活動が年頭の新入生自己紹介と、学会前のプレ発表のみにとどまる傾向があったが、それに加え読書会を開催することで、会員間の学術的交流を維持している。

研究会のスピンオフ的な活動、および今後の展開について考えていること

  • 2007年度の文化人類学会研究大会において、本研究会のメンバーにより、分科会『文字記録の文化人類学―東アジアのフィールドから』を行った。
  • 2008年12月に、CIAS 共同利用・プロジェクト構想委員会予算による横断的研究の共同研究ユニット企画と共催で、シンポジウム「モノをめぐる記憶と表象の生成と変容−近代性の脱構築の観点から」を開催した。

今後の展開としては、読書会のみにとどまるのではなく、研究発表を活発に行っていきたいと考えている。

連絡先(メールアドレスやウェブサイトなど)
 http://okunokaze.blog88.fc2.com/

その他、メッセージなど
読書会で交流を深めつつ、研究発表を活発に行いたい。奥州乃疾風メンバー以外の参加も大歓迎です。