まるはち人類学研究会

目的、設立の経緯など
[研究会の目的]まるはち人類学研究会は、中部地区の人類学を専攻する、もしくは人類学に興味を持つ若手研究者が集まり、研究発表、研究交流を行いの場、同地区の人類学の振興に寄与することを目的とする。
[設立経緯]2010年4月より始動した中部地区の院生主導の研究会。中部地区には、約200回の開催の歴史をもつ中部人類学談話会(「談話会」)が継続的に活動をしているが、院生間の交流は場がなく、研究交流の場を用意する必要があった。当初は、「談話会」の下部組織としての活動を指向したが、院生主導のもとでオープンな敷居の低い研究会を目指し完全に独立した研究会として活動を開始した。

活動の内容(研究会の頻度、規模、テーマ、参加者、開催場所など)
原則、院生/若手研究者2名以上が共同テーマを設定して発表を用意する。コメンテーターなどは、発表者の自由裁量となっている。原則として、8月を除く偶数月最終土曜日に開催している。
 
【これまで1年間の活動実績】
(所属等はすべて当時のもの)

  • 第1回「開発と宗教」(2010年4月24日 於 名古屋大学
  • 第2回「マテリアリティ‐モノから社会を見通す方法試論‐」(2010年6月26日 於 南山大学
  • 第3回「健康を相対化する-規定された「健康」と抵抗・受容」(2010年10月23日 於 南山大学
    • 発表者:菅沼文乃(南山大学大学院人間文化研究科博士課程後期)、大谷かがり(中部大学生命健康科学部保健看護学助教
    • コメンテーター:松尾瑞穂(新潟国際情報大学情報文化学部情報文化学科准教授)
  • 第4回「祝祭性を考える」(2010年12月25日 於 中部大学)
  • 第5回「調査の「責任倫理」―当事者(性)をめぐる議論から」(2011年2月26日開催 於 名古屋大学
    • 発表者:石川俊介名古屋大学大学院文学研究科 博士後期課程)、菅野淑(名古屋大学大学院文学研究科 博士後期課程
    • コメンテーター:小林奈央子(慶応義塾大学非常勤講師、南山宗教文化研究所非常勤研究員)
    • 特別講演:「サブニュマナゴヤ
  • 第1回特別例会「アライアンス・プロジェクト・ワークショップ」(2011年2月19日 於 名古屋大学

【今後の予定】

 
研究会のスピンオフ的な活動、および今後の展開について考えていること
昨年4月より始めた本研究会も無事に1年をやり遂げることができました。多くの批判やご意見をいただき、今年度は研究会の質の向上を目指していきたいと考えている。毎回の平均参加者数は約30名である。と、比較的満足のいくテイクオフができたように思う。
昨年度は、人類学を専攻する大学院生の参加が主であったが、本年度は以外の分野を専攻されている方の参加者が少なかったが、他分野からの参加を呼び掛けていきたいと考えている。

連絡先(メールアドレスやウェブサイトなど)
maruhachi.anthropology [at] gmail.com (代表メール)
http://maruhachijinruigaku.blogspot.com/ (ブログ)
https://sites.google.com/site/maruhachianthropology/ (ウェブサイト)

その他
参加/発表ご希望の方は是非ご一報ください!!